『stand.fm』を始めてみて

今月から、ネットラジオ(なるもの)を始めてみた。
(まだ試験段階みたいな感じなので、「やってみた」という方が近いか。)
別名ポッドキャスト、あるいは音声配信。正式名称は『stand.fm』。なんか『LastFM』っていう音楽配信サービスが昔あって(今もあるのかな?)それと混同してしまいます。
この『stand.fm』、或るお題について(僕は「クラシック音楽」について)、1人で10分近く喋り続ける。
(一応10分前後と決めているのは、そのくらいが自分が続けて話せる/聞ける限界時間だからです)
一応これまで、4回配信している。
1回めはブラームス「4つのバラード」について。
2回めは……何だっけ……「生まれて初めて聴いたクラシック音楽について」。
や、違う、これは4回めだった。2回めは、メンデルスゾーン「無言歌集」か。
3回めは……ダメだ、思い出せない(スマホでチェックする)。
違った、3回めが「生まれて初めて聴いたクラシック音楽について」で、
4回めはバッハ「リュート組曲」だった(僕の記憶力はかくも脆い)。

それはさておき、ネットラジオはどうなのか?

人と話すことが大の苦手な自分にしては、けっこう楽しめている、というのが個人的感想である。
「話すのが大の苦手」とはいっても、それは圧倒的に「対・人」においてであり、ざっと書いた草稿やメモをテーブルに置いて、ちょこちょこ目をやりながら1人で喋り続けるのは、朗読にずっと近い。
そういうわけで、最初に想像していたよりは困難ではなかった。
といっても、生来の滑舌問題がますます進行しているので、そこは意識的に練習して改善する必要おおありだろうが。

さて、もし、これが「対談形式」だったらどうなるだろうか(そういう形態で配信している方もけっこういる)。
おそらく終始妙なテンションになるか、「だんまり」になるだろう。
「そういうのもまた良き哉」「なんでも良き哉」みたいな境地にいかないと、喋り配信を続けるのは難しいかもしれない。
何にせよ、苦手な音声配信は、自分にとって何かしら「為になる」媒介と感じているので、もうしばらく続けてみようと思っています。

そういうわけで、Stand.fm『月草NIGHT』、よかったらぜひっ。
「レター(お便り)」もお待ちしています(どんなものでもOKですが、クラシック音楽にまつわることだと有り難いです。番組冒頭で紹介/回答させて頂きます)。
https://stand.fm/channels/5f4bcb8b6a9e5b17f757af66

目次
閉じる